HDDからOSが起動不能になってもデータをあきらめるのは早い
家族のパソコンが、下記のエラーを吐いて、起動不能になった。
その時のデータ救出までの流れを備忘録として書いておこう。
[状況]
状況を確認したところ、
「HDD(ハードディスクドライブ)からカツンカツン、カリカリ、
ゴリゴリ、カシカシ、カチカチ、カタカタと異音発生。」といった状況やったらしい。
これは、HDDのお亡くなりになる寸前、もしくはもはやアウトの末期症状。
さらに、「この現象で、青い画面、通称、青画面やブルーバック状態で起動不能。」
といった状態と聞いたので、これはもうアカンかなと(ry
[青画面エラー内容]
KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR
Technical information
STOP:0×0000007A (0xC03C1CB4,0xC000000E,0xF0720890,0×1DBC3860)
afd.sys_Address F072D890 base at F0727000,DateStamp 48a40333
Beginning dump of physical memory
これは、典型的なHDD等のハードウェアエラーの一つ。
しかも、かなり深刻。
[指示した内容]
1)電源ボタンを長押しして、電源を切ること。電源ケーブルは抜かないこと。
2)電源が落ちたら、再起動はさせないこと。
3)PCの電源が完全にOFFになっていることを確認後、主電源をカットすること。
(OAタップなのでスイッチをOFFにすること。)
このように指示したのは、
可能性は低いがHDDからデータを救出できる可能性を残す為。
壊れかけのHDDに再度、通電させるなどのハードディスクに動作が発生する毎に、
救出できる可能性を低減させることになってしまう為。
[HDDからのデータの救出]
1)ハードディスクに不具合が発生したPCから、HDDを取り出す。
メーカー製PCは、省スペース型が多く、熱がこもってあかんわ!!
多分、これが原因やろうな~。
2)プチプチの梱包材でぐるぐる巻きにして、別にかわいくないけど、お持ち帰りぃする。
3)正常に動作しているPCに接続する。大容量なHDDを搭載しているPCが好ましい。
不具合が発生したハードディスクは、IDEタイプのUATA100という古いタイプの200GB、
俺のPCの場合、IDEがDVDドライブ用の一つしかなかったんで、DVDドライブを抜いて、
代用した。
ジャンパーピンがある場合は、スレーブに設定しておく。
組み込む時のポイントとして、簡単に取り外しできるように、仮組みのようにつないでおくこと。
仮組みは、自作の基本で、本組み前にパーツの不具合や初期不良、相性問題のチェックの為に使う手法。
但し、ショートしたらアウトなので、絶縁状態には気をつけること。
4)組み込んだPCを起動し、BIOSでHDDが認識するかを確認する。
運が良ければ、ここで、不具合が発生したHDDを認識する。
認識しなかった場合、外付けケースを用意して試すなどの方法があるが、
俺のPCは、IDEで認識してくれた。
外付けケースを選択しなかったのは、転送速度と安定性のことを考えて。
5)WindowsをAdministrator(権限のあるユーザーではなく、
Administratorアカウントでログインする)で起動する。
これは、トラブルの発生したHDDに対するアクセス権限を変更する為。
これで、管理ツールやフォルダのプロパティから権限の変更ができる。
6)HDDを認識し、起動できた場合は、不具合が発生した領域は、
起動ドライブパーティションである可能性が高い。
家族のPCは、幸い、データドライブのパーティションをきっていたので、
優先的に、データドライブのバックアップを行った。
起動できた場合でも、瀕死のHDDは、突然お亡くなりになる可能性があるので、
できる限り再起動させないことは重要だ。
トラブルとしては、起動パーティションにアクセスした際には、
俺のPCも落ちるといった不具合があったので、試行錯誤の末、
セーフモードで起動パーティションのデータを救出した。
特にデジカメで撮影した写真データを救出できたことが、良かったと思う。
[まとめ]
今回は、幸運な部類といえるが、これは絶対ではない。
ハードディスクのデータは、複数PCへの分散、データメディア、
外付けHDD、ネットワーク上の信頼できるレンタルスペース
にバックアップしておかなければならないということやな。
また、アカンわこれといった状態でも、やり方次第では、
不具合が発生したHDDからデータを救出できる可能性があることも体験できたかな。
HDDトラブルが起きた場合、参考にどうぞ。
その時のデータ救出までの流れを備忘録として書いておこう。
[状況]
状況を確認したところ、
「HDD(ハードディスクドライブ)からカツンカツン、カリカリ、
ゴリゴリ、カシカシ、カチカチ、カタカタと異音発生。」といった状況やったらしい。
これは、HDDのお亡くなりになる寸前、もしくはもはやアウトの末期症状。
さらに、「この現象で、青い画面、通称、青画面やブルーバック状態で起動不能。」
といった状態と聞いたので、これはもうアカンかなと(ry
[青画面エラー内容]
KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR
Technical information
STOP:0×0000007A (0xC03C1CB4,0xC000000E,0xF0720890,0×1DBC3860)
afd.sys_Address F072D890 base at F0727000,DateStamp 48a40333
Beginning dump of physical memory
これは、典型的なHDD等のハードウェアエラーの一つ。
しかも、かなり深刻。
[指示した内容]
1)電源ボタンを長押しして、電源を切ること。電源ケーブルは抜かないこと。
2)電源が落ちたら、再起動はさせないこと。
3)PCの電源が完全にOFFになっていることを確認後、主電源をカットすること。
(OAタップなのでスイッチをOFFにすること。)
このように指示したのは、
可能性は低いがHDDからデータを救出できる可能性を残す為。
壊れかけのHDDに再度、通電させるなどのハードディスクに動作が発生する毎に、
救出できる可能性を低減させることになってしまう為。
[HDDからのデータの救出]
1)ハードディスクに不具合が発生したPCから、HDDを取り出す。
メーカー製PCは、省スペース型が多く、熱がこもってあかんわ!!
多分、これが原因やろうな~。
2)プチプチの梱包材でぐるぐる巻きにして、別にかわいくないけど、お持ち帰りぃする。
3)正常に動作しているPCに接続する。大容量なHDDを搭載しているPCが好ましい。
不具合が発生したハードディスクは、IDEタイプのUATA100という古いタイプの200GB、
俺のPCの場合、IDEがDVDドライブ用の一つしかなかったんで、DVDドライブを抜いて、
代用した。
ジャンパーピンがある場合は、スレーブに設定しておく。
組み込む時のポイントとして、簡単に取り外しできるように、仮組みのようにつないでおくこと。
仮組みは、自作の基本で、本組み前にパーツの不具合や初期不良、相性問題のチェックの為に使う手法。
但し、ショートしたらアウトなので、絶縁状態には気をつけること。
4)組み込んだPCを起動し、BIOSでHDDが認識するかを確認する。
運が良ければ、ここで、不具合が発生したHDDを認識する。
認識しなかった場合、外付けケースを用意して試すなどの方法があるが、
俺のPCは、IDEで認識してくれた。
外付けケースを選択しなかったのは、転送速度と安定性のことを考えて。
5)WindowsをAdministrator(権限のあるユーザーではなく、
Administratorアカウントでログインする)で起動する。
これは、トラブルの発生したHDDに対するアクセス権限を変更する為。
これで、管理ツールやフォルダのプロパティから権限の変更ができる。
6)HDDを認識し、起動できた場合は、不具合が発生した領域は、
起動ドライブパーティションである可能性が高い。
家族のPCは、幸い、データドライブのパーティションをきっていたので、
優先的に、データドライブのバックアップを行った。
起動できた場合でも、瀕死のHDDは、突然お亡くなりになる可能性があるので、
できる限り再起動させないことは重要だ。
トラブルとしては、起動パーティションにアクセスした際には、
俺のPCも落ちるといった不具合があったので、試行錯誤の末、
セーフモードで起動パーティションのデータを救出した。
特にデジカメで撮影した写真データを救出できたことが、良かったと思う。
[まとめ]
今回は、幸運な部類といえるが、これは絶対ではない。
ハードディスクのデータは、複数PCへの分散、データメディア、
外付けHDD、ネットワーク上の信頼できるレンタルスペース
にバックアップしておかなければならないということやな。
また、アカンわこれといった状態でも、やり方次第では、
不具合が発生したHDDからデータを救出できる可能性があることも体験できたかな。
HDDトラブルが起きた場合、参考にどうぞ。