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[2025年5月版][23H2成功編]RUFUSでWindows11非対応PCを無理やりアップグレードする_vol3

2025年5月現在、Windows11 24H2の入手は、マイクロソフト公式からのISOイメージダウンロードで可能である

しかしながら、Windows11 23H2は、公式からのダウンロードは困難となっていた


そこで、活用したのが、UUP dumpである


「UUP dumpでのWindows11 23H2作成手順」

UUP dumpでは、

1) category:w11-23h2で検索する

2)アーキテクチャを自分の環境に合わせて選択する:私はx64

3)ビルドは上に行くほど新しいので、選択する:私はGWに作業したので、その時点で最新であった「 Windows 11, version 23H2 (22631.5262) amd64 」を使用

4)日本語を選択

5)次へを選択

6)エディションは、「Windows Home」「Windows Pro」の2つにのみチェックが入っていれば良かった

7)次へを選択

8)ダウンロード方法:デフォルトの「ダウンロードしてISOに変換」を選択

9)変換オプション:デフォルトの「可能な場合は更新プログラムをISOに統合する」

「更新プログラムの統合後にクリーンアップを実行する」にチェックが入っていれば良かった

10)ダウンロードパッケージを作成を選択(自己責任と書いているが普通に選択してOKだった)

11)私の場合、「22631.5262_amd64_ja-jp_multi_9d578e61_convert.zip」というパッケージがダウンロードされた

12)「22631.5262_amd64_ja-jp_multi_9d578e61_convert.zip」を解凍する

13)Windowsのコマンドプロンプトを検索でcmdを検索して、管理者として実行する

14)「uup_download_windows.cmd」を実行するとダウンロードが開始される

15)ダウンロードの過程は、ISO変換まで行われるため、目的のISOができるまで放置しておけばOK


「RUFUSでの注意点」

RUFUSでISOイメージをUSBメモリ化する手順は、数多の参考サイトに記載されている手順で問題ない

しかし、UUP dumpで作成したISOイメージは、正規のMicrosoftからリリースされているISOイメージではないことから、

「無効なUEFIブートローダーが検出されました」といった警告が出る場合がある

今回、私がRUFUSでWindows11 23H2のアップグレードUSBを作成した際も警告が表示された

その際、元々リスクは承知の上で作業しているため、そのまま無視して作成を行い、

そのUSBを使用して、23H2へのアップグレードに成功したことを記載しておく


「ブルースクリーンの対応について」

RUFUSでWindows11 23H2へのアップグレードメディアを作成後も気は抜けない

今度はどんなブルースクリーンが出るか「ワクワク」

しながら、起動しないPCとの格闘が始まる可能性があるからだ


私の場合は、残念ながら、その可能性に引っ掛かり、ブルースクリーンと格闘することになった

「停止コード:DRIVER IRQL NOT LESS OR EQUAL」

「失敗した内容:iaStorA.sys」


でも、運が悪かったわけではなかった、今回は、24H2の時のエラーコードとは異なり、

原因が「失敗した内容:iaStorA.sys」と判明していることだ

しかも、わかりやすいことに、上記のsysは、Intelのrapid storageのsysファイルだということが、一目瞭然であったことである


「上記ブルースクリーンは、Intel Rapid Storage Technologyのドライバが原因」


私は、SSDのドライバで、Intel Rapid Storage TechnologyのAHCIドライバを使用していたので、これが引っ掛かった原因であった


[私の環境での、iaStorA.sysブルースクリーンへの対策方法]

1) デバイスマネージャ→IDE ATA/ATAPI コントローラにて、Intel Rapid Storage TechnologyのAHCIドライバをアンインストールする

2) システム→回復→PCの起動をカスタマイズする→再起動

3) セーフモードで起動

4) デバイスマネージャ→IDE ATA/ATAPI コントローラにて、

「標準 SATA AHCIコントローラー」が使用されていることを確認

5) 再起動→通常起動→その後、RUFUSで作成しておいたUSBメディアを使用して、Windows11の23H2にアップデートする

6) これで、Windows11 23H2へのアップグレード過程での「失敗した内容:iaStorA.sys」を表示するブルースクリーン問題を解決することができた


(あとがき)

Windows11は、最新が24H2であるため、24H2に上げた方が良いということは理解している

「Flyby11」を使えば、楽に行けるっポイという情報も得られている

しかし、24H2への対応は放置しておこうと考えている


理由は、今回、Windows10からWindows11へのアップグレード目的は、

Windows10(元はWindows8)のパッケージ版のライセンスにおいて、

Windows10→Windows11への無償アップグレード期間である2025年10月14日までに

アップグレード実績(アカウント紐づきライセンス)を作っておきたかっただけであるからである


Windowsのパッケージ版のライセンスはとても優秀で、

Windows10のパッケージ版のライセンスを持っていれば、新規で自作したPCでWindows11を使いたい場合に、ライセンスをお引越しできる仕組みを持っている


私が現在メインで使用している最近自作したWindows11 ProのPCのライセンスも元は、

Windows8 Proパッケージ版のライセンスを無償アップグレード期間内にWindows10にアップグレードしたライセンスを使用している


つまり、パッケージ版のライセンスだけでも無償アップグレード期間にWindows11化できていれば、今後、Windows12とかが発売された場合に、新規でPCを新たに作成して、お引越しできる可能性が高くなるということである


古いWindows11非対応PCは、Windows11化しても、倉庫PC的なサブPCとして観賞用オブジェとして活躍するくらいで、メインで使用することはなくなるだろう(現在、そうなってる)から、

ライセンスをWindows10 ProからWindows11 Pro化完了した今となっては、24H2化するメリットもあまりない


まあ、実際、非サポートのPCを無理やりアップグレードしたのだから、これくらいの位置づけのPCという考えでちょうど良いのだろうね


本記事が、ブルースクリーン問題解決や、ライセンス運用の参考になればと思う


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