HTMLメールかテキストメールか

ＨＴＭＬ形式は、Webページでおなじみの形式で、
デザイン性など、表現力に富んでいて、
見た目では、見やすく、ハイパーリンクの利用もできる。




しかし、きれいな花にはとげがある。

便利な形式には裏がある、といった感じで、
様々なセキュリティリスクやその他の問題がある。

(HTML形式のメールの危険性)
・コンピュータウィルスが仕込まれる可能性がある。プレビューだけで感染する可能性があるウィルスも存在する。

（テキスト形式でも存在するが、ＨＴＭＬ形式のメールはなお危険）

・悪質なスクリプトなどのスパイウェア、アドウェア、マルウェアが仕込まれる可能性がある。

・意図的な画像を含むことで、メールアドレスが生きていることを確認させる。

（ランダムで作成したメアドを打ちまくることで、実在のメールアドレスを入手する手段）

・フィッシングメールの多くがHTML形式。

とまあ、いろいろ危ないものがあるわけで、
メーラーの設定で、HTML形式での受信は行わないように設定し、
どうしてもといった場合を除いて、テキスト形式でメールを受信することをおすすめする。

（その他の問題）
業務で使用する場合は、セキュリティ問題だけではなく、
文字コードのエンコード問題を考えて、
テキスト形式を使用することがマナーとなっている場合が多い。

マナーとなる理由は、HTML形式では、メーラーが異なると、
表示が崩れたり、まともに表示できない場合があるから。

文字化けメールをメーリングリストに流した際は、
本当に、情けなくなってくる。ああ、格好わるってね！！

設定に、ＨＴＭＬメールかテキストメールかを選択する箇所がある場合がほとんどやと思うんで、
ぜひとも、テキスト形式に設定して、メールの送受信を行おう！！