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マザーボードが死んだ場合の強引起動方法


マザーボードが死んだ場合、

基本的には、OSのクリーンインストールが必然となります。

簡単に書くと、OSが起動する際には、

各種コントローラのドライバが読み込まれますが、

そのドライバがマザーの交換によって、

全く別物になるからです。









 

だから、マザーボードのみを交換した場合、

旧マザーボードの環境のOSが入ったHDDを

新マザーボードにつないで起動させた場合、

起動時にWindowsが通常起動できませんでした画面や

ブルースクリーン画面になり、起動できない場合が多いです。

この場合、セーフモードでも動かない場合も多いです。

 

運がよければ、セーフモードで動く場合もありますので、

全部試した方がよいです。

 

私の場合は、残念なことに全滅でしたが…

 

で、私がとった手段は、

余っていたIDE HDDをつないで、

とりあえず、OSをインストール。

 

そして、PCIスロットに、

IDE拡張ボードをさして、マザーボードでの認識、動作を確認。

 

そして、ケーブル類を引っこ抜いていた

旧環境のHDDをマザーボードと、

IDE拡張ボードに接続。

 

そして、「蘇れ、我がデータ、そして起動せよ!!」

 

と上手くいけば良かったんだけどね。

ここからちょっと苦労した。

 

なんと、HDDのつなぎ方によって、

マザーボードからの認識がコロコロ変わる。

認識しない場合、

認識しても、暫定でインストールしたOSが起動しない場合、

など多数、多数!!

 

で、仕方がないので、マザーボードのIDEはあきらめ、

IDE拡張ボードのBIOSから起動することを目標に変更。

 

そして、目標変更後、

旧OSが入っているHDDと、データバックアップ用HDDを

拡張ボードに接続して起動させると、セーフモードで

起動成功!!

 

ただし、ようこそ画面でキーボードも使えなかったので、

ちょっち、あせったが、Ctrl + Alt + Del、Tab連射等の

悪あがきをするうちに、フォーカスがパスワード入力の欄に移動。

 

「しめたっ!!」

 

で、何とかログイン成功。

即、新マザーボードのドライバ群をインストール。

そして、再起動、・・・・・・・・・・・ 成功!!

パーティション認識OK!!

 

そして、まずは、もう一方のIDEコネクタに、

HDDを1台接続、・・・・・・・・・・・  成功!!

パーティション認識OK!!

 

マザーボードのIDEマスターは、調査の結果より、

危険かと思い、とりあえず、IDEスレーブにもう一台

接続 ・・・・・・・・・・・ 成功!!

パーティション認識OK!!

 

と、とりあえず、データ救出環境整備まで、

マザーボード交換後、再インストールなしで、いけました。

 

が、やっぱり、クリーンインストールをおすすめします。

私の場合、手持ちのOSがWindows XPの初期版であったので、

大容量HDDの認識等の問題から強引な立ち上げを計画しました。

(また、SP1、SP2、SP3等のパッチを適用したディスクを作っていなかった為、OTL…)

 

このようなことにならないためにも、

サービスパック適用済みのDiscを作成しておくべきやと思います。

作成には、ここのサイトがとても素晴らしいです。

 

しかし、どうしてもクリーンインストールなしで、

復活させたいデータがある場合、今回のような、

拡張ボードのBIOSからの起動もできる可能性があるということは、

覚えていても良いかもしれません。

 

次回は、新マシン作成記事へと移ります。

 

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