HDMIでのSPDIF出力について
HDMI端子は、音声と映像をデジタル信号でやり取りできるので、
最新のAV機器では、必須の端子と言えるでしょう。
そんな中、PCでも最近は、マザーボードにHDMI端子を持つもの、
グラフィックボードに、マザーボードやサウンドボードのSPDIF-Out端子から出力して、
信号を混合して、HDMI端子から映像信号と音声信号を出力できるもの
が増えてきています。
今回は、モニタにREGZA 37Z3500、グラボにGV-NX96T512H
を選択した場合の、出力成功までの流れをメモしておきます。
まず、GV-NX96T512Hの場合で、私がはまった落とし穴!!
DVI-I出力できる端子は、このグラフィックボードには、2つあるのですが、
これには、青色と白色に分かれています。
通常のDVI-I端子は、白なので、ここで気づけばよかったのですが、
なぜか、HDMI変換アダプタ(付属)を白い方に繋いで、HDMI出力していました。
そうです。SPDIF-OUTで音声を混合して出力できる端子は、
青色のDVI-I端子やったのです。
「うは~」
マザーボードのマニュアルでSPDIF-OUTと、グラフィックボードの
入力端子のピン接続が正しいかを確認しても音が出なかったわけです。
ちなみに、GV-NX96T512Hに、SPDIFを接続するケーブルは、付属していました。
私は、とりあえず、MediaPlayerで再生しているので、この方法を書きます。
WindowsMediaPlayer9では、下記内容のコンテンツをS/PDIF出力 デジタル出力で再生する
というチェックボックスがなかったので、WindowsMediaPlayer11にアップデートして確認しました。
1)MediaPlayerを起動し、メニューから(メニューをクラシック表示にした方がわかりやすいかも)
ツール→オプション→デバイス→スピーカーを選択する。
2)使用するオーディオデバイスの欄を「マザーボード(私は、オンボードを利用)に搭載されているSoundチップを選択」
私の場合は、「Realtek HD Audio output」を選択しています。
3)WM Audio Professionalコンテンツを S/PDIFデジタル出力で再生する のチェックボックスをオンにする。
4)Realtekのマネージャ(コントロールパネル、または、メニューバーから)を起動し、IO出力のSPDIFをデジタル出力のみに設定する。
あとは、 REGZAのHDMI端子と、DVI-HDMI変換アダプタで変換したグラフィックボードのHDMI端子を接続するだけ。
これで、REGZAからPCの映像、デジタル音声が共に出力可能でした。
参考)Realtekの公式ページの最新コーデックをマザボ付属のコーデックに追加インストールしてみたが、問題はありませんでした。
また、SPDIFの音量は、再生しているプレイヤーか、REGZAのボリュームで調整できます。
そして、SPDIFの音量がWindowsのボリュームコントロールやRealtekのマネージャで
選択できないようになっている(グレー?状態)なのは、仕様なので正常です。
参考にどうぞ。
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