杏さやシナリオもクライマックスへ近づく、まどか☆マギカBlu-ray第4巻
見るほどに、シナリオに引き込まれていく。
視聴を重ねるほどに、キャラクターへの思い入れが強くなっていく。
魔法少女まどか☆マギカのBlu-rayもいよいよ第4巻に突入した。
第4巻は、美樹さやかの苦悩、絶望が痛いほどに伝わってくる、
魔法少女が負の波にのみこまれる過程を描いた物語が展開される。
特に、第4巻の特典であるサウンドトラック2のトラック1に収録されている
「Decretum」こと通称「美樹さやかのテーマ」が流れるシーンで伝わってくる重さ、痛さは、
TVで視聴した時以上のものが感じられた。
対照的に、自分も一つ間違えば、美樹さやかと同様に間違い続ける運命に
巻き込まれていた可能性があった佐倉杏子が、
手を差し伸べる姿が、本当にいとおしく、言葉とは裏腹の思いやり、いたわりの感情が、
ひしひしと伝わってきた。
Blu-ray4巻の見所の1つとして、「佐倉杏子の陽の心」と「美樹さやかの陰の心」
この対照的な描写が物語にアクセントを与え、視聴者の心を虜にするのだろう。
また、第8話では、白くて黒い営業マン、キュゥべえの正体が明らかになり、
今後の10話以降の展開で重要な存在となる「ほむほむ」こと、暁美ほむらの
鹿目まどかへの異常なまでの深い愛情の片鱗が見えてくる。
本編が杏さやシナリオとすれば、ほむまどシナリオが布石として、
見え隠れしている、本当によく考えられた脚本だと思う。
脚本もさることながら、物語を支えるBGMの素晴らしさ。
4巻限定版には、サウンドトラック2が特典として付属しているが、
美樹さやかのテーマや第9話冒頭のシーンのBGM、
上条恭介のヴァイオリンで演奏されるシーンで使用されるアヴェマリアなどが収録されている。
佐倉杏子と魔女化した美樹さやか(オクタヴィア)の最終決戦オーケストラは、
残念ながらまだ収録されていなかった。
1番の感想は、「このアニメーションには、このBGMがかかせないな~」だ。
とにかく貴重なサウンドトラックだと思うね。
ちなみに、サウンドトラックは梶浦由記氏が作曲した
もののみが収録されてるんだね。
コネクトのゲームアレンジ(DDR版のコネクト)が欲しかったのだが、
アレンジャーが梶浦さんではなかったので、収録されないんだろうな。
まあ、ちっぽけなことなんだけどね(w
コメンタリーでは、悠木碧さんが「杏子、きょうこぉ~」って話しているところが、
安定の杏子LOVEっぷりが発揮されて、良かったよ!!
他にもコメンタリーも聴き応えがある話ばかりで、聴かなきゃ損損!!みたいに感じた。
毎回、似たようなことを書いている気がするけど、やっぱこのシリーズのBlu-rayは、買って損することはない!!
むしろ買って、大満足する可能性のほうが高いと言えるかな!!
俺は、もちろん大満足だった!!
第5巻の杏子の聖女っぷりが待ちきれないぜ!!
魔法少女まどか☆マギカ 4 【完全生産限定版】 [Blu-ray] |
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