米国ワーナーのBlu-rayへの一本化
米国ワーナーのHD DVD撤退、Blu-rayへの一本化は、
現在、唯一といっても良いHD DVD陣営、孤軍奮闘中の東芝に
どのような影響を与えるのだろう。
確かに、HD DVDの一般消費者への認知度はBlu-rayに負けているが、
今回の発表は、HD DVDの映像メディアとしての存在において、
不利な状況へと導く可能性を持っている。
映像メディアは、どれだけその技術仕様が優れていて、
効率が良く、単価が安くても、収録コンテンツを配給してくれる
配給元が賛同してくれなければ、成立しない。
また、消費者は、口コミ、イメージ、ブランド力を重視する傾向が強いため、
大多数の映像配給元が支持しているBlu-ray VS 東芝のHD DVDでは、
先のほぼ全ての条件において、Blu-rayが圧勝している。
このような内容を考えると、ワーナーがBlu-rayを選択した理由も
理解できる。
つまり、消費者にとって、フォーマット戦争など関係なく、
どちらかというと、「周りのみんなが話題にしているもの」が
重要なのだ。
ホームページにせよ、ブログにせよ、
どれだけしょーもないものでも、話題にしてもらえるものと
内容は優れていても、全く話題にもならないものでは、
前者の方が勝ち組となる。
この例は、極端なものだが、
話題性、知名度、ブランド力のあるBlu-rayが
次世代DVDでは、勝ち組と言われる理由付けの1つになるのではないだろうか。
あくまでも次世代(Blu-ray VS HD DVD)の話で、現在の本当の勝ち組は、DVDやけどね♪
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