自分の好みの音はどちらだ、DENONとONKYOの選択肢
現在、コンパクトタイプで、かつ、Dolby TrueHDを始めとする
ロスレスマルチチャンネル再生をサポートする、
多種多様なコーデックのデコードに対応したAVアンプと言えば、
ONKYOかDENONかに絞られます。
さて、今回は、再生帯域幅を始めとし、性能上のスペックではDHT-S500HDの上を行き、
コストパフォーマンスの高い、ONKYOのBASE-V20HDと、
DENONのDHT-S500HDの二商品で、なぜ、DENONを選択したのかを書いてみます。
音というものを人が楽しむには、個人差というものがあります。
自身がいい音と感じたから、「これいいよ」と勧めたら、
「え~、いまいち~」って返ってきたみたいなことがあるのも音楽の世界です。
ここが、性能上のスペックだけでメーカーを選ぶことができない重要なポイントです。
私が、試聴して、感じたのは、ONKYO側は、ロケットランチャーをぶっ放したかのような迫力感重視、
DENON側は、ロケットランチャーの破壊力には負けるけれども、長時間にわたって戦場で活躍が期待できる
アサルトライフルのようなバランス感重視と言った感じでした。
(もちろん、前者のバランスが悪いわけではありません。どこを重視しているかの感じ方の問題です。)
私は、AH-C700Kという、DENONのインナーイヤーヘッドホンを愛用しているのですが、
この音作りが、長時間使用していても疲れない低音重視の表現力、低音に強いわりに、
意外とよく抜ける高音といった感じなので、アンプでもこのようなバランスの音を表現してくれるコンパクト
なものを探していました。
(高価なAVアンプは、確かに音表現力やパワーでは圧倒的ですが、
目的を最小限、満たせるものを探していたので)
サラウンド環境を整備したら、やっぱり、たくさん映画を見たいですから、
「長時間の視聴でも、疲れにくいバランスの音が欲しかった。」
この目的を軸に、BASE-V20HDとDHT-S500HDを比較したら、
ロケットランチャーよりもアサルトライフルを選択していましたということです。
確かに、HDMI×3入力できるといった点も選択のポイントでしたが、
音響機器なので、最終的には、好みの音であるかという点で決めましたね!!
DENONのイヤーフォンの音が好みに合っていたと言う時点で、DENON側に利があったともいえますが(w
あくまでも、体感した私を基準にしたものなので、
皆さんが同様に感じるとは限りません。
その点は、ご注意を!!
選択時に、最後は、自分の心地よい音かどうか!!
また、求めている音なのかどうか!!
これが、決め手です。
スペックだけに惑わされないことが、肝心ですね!!
オマケ)
今、結構使えると感じているのが、
DENONオリジナルDSPシミュレーションの、
5ch Stereoモード!!
これは、たとえば、テレビの2ch AACを
擬似的に、フロント左右、センター、サブウーファ、サラウンド左右
で再生させるモードです。
このモードは、サラウンドバック左右(パワーアンプの接続が必要)を追加した場合、
7ch Stereoモードにも進化できるようです。
「これは、なかなかいけまっせ。」
0 件のコメント
コメントを投稿