REGZAとRDは、共に進まなければ相反してしまう
ZH500をはじめとする、REGZAのZシリーズの新型が発売され、
そして、本来期待されるべき、RDのフラッグシップ機、
RD-X7が公となった。
前者は、液晶テレビとして、ハイビジョンレコーダとして、
他社に対しての大きなアドバンテージを得た、優れた製品として
完成に近づいたと言える。
対して、後者はどうだろう。
確かに、HD-Recに対応し、ビデオDACやオーディオDACも優れた
製品だろう、しかし、一般ユーザからは、DVDレコーダという
マイナスのイメージが避けられないと思われる。
ヘビーRDユーザの場合は、発売してくれただけ良かったと、
考えてもらえる場合もあり、マイナス面ばかりではないかもしれない。
でも、東芝が対象ユーザと見解で発表した大多数のユーザは、
ヘビーユーザではなく、あくまでもライトユーザなのである。
したがって、どれだけ、「どうだすごいDVDレコーダだろう」と言っても、
今の消費者は、ハイビジョンを見たまま残したいといった流れになってきている。
つまり、Blu-rayが圧倒的に有利な状況なのである。
ここで、HD-RecでHD画質録画と対抗してくるだろうが、
HD-Recと言えども、圧縮された画像には他ならない。
放送波そのままではないのである。
確かに、現行の放送波全てが高画質なHD放送であるわけではないので、
残す必要はないと言う人もいるだろう。
それでも、WOWWOWをはじめとする有料、高ビットレートのHD動画を
そのまま残すには、Blu-rayと言う選択肢になってしまう。
セルメディアで再販されない貴重な映像も存在するので、
Blu-rayのアドバンテージは非常に大きいものなのだ。
そこで、RDが今後、強力な力を持つ可能性を考えて見ると、
やはり、REGZAとの連携機能を搭載させることだろう。
今回のZシリーズは、IO-DATAのI-O DATA ハイビジョンレコーディングハードディスク(DLNA1.5&DTCP-IP1.2対応) HVL4-G2.0
に
DTCP-IP方式で著作権保護した上で、
ムーブすることが可能になった。
これと同等の機能をRDに搭載すれば、
REGZAでUSB-HDDに録画し、これをRDに移行、
その後は、まだ確認できているわけではないが、
i-Linkによって、パナソニックのBWシリーズにムーブなどの
道が開けるかもしれない。
最も、期待したいのは、RDにBlu-rayが搭載される日が
いつか来るというところだが、現在のところは、
無理と言っても過言ではない。
だから、現状可能と思われること、それは、
REGZAとの融合である。
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