[VMware]古いWindows環境の仮想化について
古いWindows環境の仮想化について
Windows10上で、Windows2000のような古いOSを使用する為には、
仮想環境が必要であるが、仮想化ソフトによっても差があることは明白である。
Windows10 Proの標準である、Hyper-Vは、Windows2000をサポートしていない為、
Windows2000を動作させる環境をHyper-Vで構築しても、
VGAドライバを始めとした様々なドライバを用意する必要があり、非常に面倒だ。
Oracleの提供するVirtual Boxは、Windows2000をサポートしており、
比較的、簡単にWindows2000の仮想環境を構築できた。
しかし、一部のPCでは、USB-シリアル変換ケーブルを使用した
シリアル通信で相性問題が発生し、シリアル通信ができないという現象を確認した。
無償で使用が可能なので、気軽に使用できるが、相性問題には注意が必要だと感じた。
VMwareが提供するVMware Workstation Playerは、
非商用である限り無償で使用できる優れた仮想化ソフトである。
VirtualBoxでシリアル通信ができなかった環境でも相性問題の発生なく、
正常にシリアル通信を行うことができるなど、
さすがは、世界最大の仮想環境提供会社が手掛けるだけのことはあると感じた。
旧Virtual PC、Hyper-V、Virtual Box、VMwareなどの仮想化イメージは
各種環境に合わせて変換が可能なので、
色々と試して、自分にあった仮想化環境を選択できる点も良し。
そのような中でも、相性問題が発生しなかったので、
非営利目的であれば、VMwareを選択しておけば、良いかなと思った。
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