モーションキャプチャとは、体の動きをコンピュータに取り込むということである。
この方式には、大きく分類して、光学式と磁気式がある。
【光学式の特徴】
光学式では、体の関節に小さな球状のマーカ(指標)を取り付けて、この動きをカメラで捉え、
これを解析して位置情報を取り込む。
マーカが球状になっている意味は、カメラ方向から照射された赤外線をどの面でも捉える (反射させる)ことができるようにするためである。
光学式は、3次元座標変換する過程(変換、計算)が多いのでリアルタイム処理が磁気式より難しい。
【磁気式の特徴】
磁気式では、体の関節にセンサを取り付け、トランスミッタ(磁気発生器)から発生する磁気を捉え、
3次元座標と、xyzの各軸の姿勢角(ロール、ピッチ、ヨー)の6つのパラメータを取り出すことができる。
【データの表現形式…BHV】
BHV形式は、階層構造を持ち、関節の関係が人間と同様な構造をしている。
また、フレームごとに関節の回転数値を記録している記述部をもっている。
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