隠面消去において、注視面の法線ベクトルと視線ベクトルの内積を計算し、その符号を調べることによって、
可視であるか、不可視であるかを判定できる。
【知識】
☆注視面の法線ベクトルと視線ベクトルのなす角度が鈍角の場合
☆注視面の法線ベクトルと視線ベクトルの内積が負の値である場合
|-可視であるといえる。
☆注視面の法線ベクトルと視線ベクトルのなす角度が鋭角の場合
☆注視面の法線ベクトルと視線ベクトルの内積が正の値である場合
|-不可視であるといえる。
【計算】
☆内積の求め方
ベクトルa=(a1,a2,a3)、ベクトルb=(b1,b2,b3)とする。
内積=a1*b1+a2*b2+a3*b3である。
☆外積の求め方
ベクトルa=(a1,a2,a3)、ベクトルb=(b1,b2,b3)とする。
外積=(a2b3-a3b2,a3b1-a1b3,a1b2-a2b1)である。
【重要】
可視、不可視の判定は、ベクトルの大きさには関係ない。
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