点像分布関数(PSF:Point Spread Function)
カメラの手ぶれや焦点外れ、そして大気の散乱などによって生じる画像のボケを特徴づける関数。
先述の点像分布関数をh(x,y)とする。これをフーリエ変換したものをH(u,v)とする。
画像復元の際に、この点像分布関数のフーリエ変化したもの、すなわちH(u,v)の逆数を状するものをインバースフィルタと呼ぶ。
これは、画像復元の最も簡単なフィルタである。
光学系の点像分布関数の強度について考え、画像化する。
すると、この関数の理想的な点が入力されたときの像に等しくなるという特徴から、
真っ暗な画像の中央に小さな輝点が現れるといった画像になる。
無数の周波数成分をもつ画像における、フーリエスペクトル画像の特徴は、
一般的に低周波数部ほどスペクトル強度が強く、高周波数部ほどスペクトル強度が弱い。
簡単に言うと、スペクトル画像の中央ほどスペクトル強度が強く、周縁部ほどスペクトル強度が弱い。
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