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[ImageProcessing]エッジ検出


エッジ検出

【エッジ検出オペレータ】
画像濃度信号から濃淡変化の度合いを算出して数値化する際の重み係数行列である。

【エッジ検出オペレータの代表例】

[差分型エッジ検出オペレータ]
【パターン1】
◎半画素ずれるタイプ(注目画素とその隣の画素の差分を求めるため、半画素ずれた位置の微分となる)
[水平方向]

[垂直方向]

[右上左下方向]

[左上右下方向]


【パターン2】
◎半画素ずれる問題を回避したタイプ(こちらは注目画素とその両側の差分を求めるので、
半画素ずれた位置の微分となる問題を回避している)
[水平方向]

[垂直方向]


【パターン3】
◎平均化効果による雑音軽減+半画素ずれる問題を回避したタイプ
[水平方向]

[垂直方向]



[テンプレート型エッジ検出オペレータ]
◎代表例であるRobinsonのエッジ検出オペレータ
一般に、この方式は、ある8方向別の8つのオペレータとあらかじめ用意された濃度値の積和演算を行い、
エッジの強度を求める方法である。

 積和演算とは、オペレータの各変数と、濃度値の各変数において、同等の場所に存在するものを掛け合わせる。
そして、その値を全て加えるといった単純な計算である。


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