10月からのリッピング違法化に備えたBlu-rayの楽しみ方
10月1日まで、約1ヶ月、日本国内における法律のコンテンツ縛りが凶悪化するまでのカウントダウンが始まった。
プロテクトされたDVD、Blu-rayのコピーガードをはずしてをPCに取り込む行為は、
私的複製の範囲でグレーゾーンと扱われていた。
10月1日からは、グレーゾーンが撤廃され、真っ黒な違法とされるように変更されるのが、
今回のリッピング違法化だ。
したがって、これまでレンタルしたDVDやBlu-rayをPCに取り込み、
そのまま大画面TVで見たり、圧縮してスマホやPSP、ポータブルプレイヤーで楽しむといった
使い方をしていたユーザーは、10月1日からは注意しなければならない。
また、自分で大枚をはたいて、DVDやBlu-rayを購入して、
ディスクが傷つかないようにPCで取り込んで楽しんでいたユーザーは、
これまでは、私的複製の範囲で認められていたバックアップ行為が、
10月1日からは、厳密な刑罰としては問われない可能性があるとはいえ、
完全に違法化されてしまう。
とまあ、こんなコンテンツ産業を逆境に追い込むかもしれない厳しい法律が
10月1日にダウンロード違法化と共に施行される。
ついでに書いたけど、ダウンロード違法化のほうが、影響範囲でかそうなんやけどね!!
そんな中、タイトル通り10月1日からのBlu-rayの楽しみ方を考えてみよう。
(レンタルから購入へ)
これまでレンタルしていた作品で、何度でも見たいと思う作品はあったはず。
レンタルでは、コンテンツ産業への貢献度は低い!!
PCに取り込んで、DVD、Blu-rayに焼くといった行為は完全にアウト!!
ということで、何度でも見たい作品は、お店で購入して見ることにすればいいんじゃないかな!!
ちょっと見たい作品はレンタルで、何度も見たい作品は購入する!!
このようにすれば、日本経済、映像コンテンツ業界への貢献度や自己満足感も高まるはず!!
(購入対象を変えてしまう)
10月1日からは、お金を出して購入しても、バックアップもできないので、
一般目線からみると、「アホみたいに高い日本アニメのBlu-ray/DVD」は、
万が一の事故で破損してしまうと、目も当てられない、悲しい状態になってしまう。
そこで目をつけたいのが、Blu-rayのリージョンコード!!
リージョンコードは、地域ごとに定められている再生制限だ。
日本は、リージョンAなのだが、
実は、「南北アメリカ、東南アジア、日本、朝鮮半島、台湾」が同じリージョンAなんだよね!!
ということは、輸入に頼るといった方法も一案だ!!
北米版を例に挙げると、品質は、日本版に劣る場合が多いが、国内版の価格の
5分の1~10分の1くらいの価格で購入可能となっている。
具体的には、日本で2万5千円で売られているBlu-rayが米国では、5千円で売られていることがあるということだ。
バックアップしていない日本版Blu-rayを失ったときの絶望感は、計り知れないが、
北米版程度の価格で購入した作品であれば、その時に廃盤になっていない限り、
「また買えばいいか」といったレベルですむんじゃないかな!!
(購入作品の吟味をする)
私は、この方法をオススメしているのだが、
何十回見ても飽きない作品、自分に大きな元気を与えてくれた作品など、
日本版の高いといわれている価格以上に自分にとって価値の高い作品は、
是非、高品質の日本版Blu-rayを買ったほうがイイ!!
何となくコレクションしよっかなといった程度であれば、
北米版を狙ったらイイ!!
こんな感じで、吟味すれば、10月1日からも万が一の際に
受ける損害も低減できるんじゃないかな~!!
数点の案を考えてみたけど、やっぱり自由度が下がる感は否めないね!!
とはいえ、これからもBlu-rayを購入しない生活なんて考えられないので、
うまく付き合っていかなければならんもんやな!!
Blu-rayファンの皆さんも、いろいろと名案を検討して、
縛られた中でも、楽しいBlu-ray生活を楽しんで行きましょうや!!