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[Windows11][中古PC]購入したら、まずやることリスト

実家のPCがIntelのcore第三世代のIvy Bridge core i7 3770で、
用途によっては、スペック的に使えそうなのだが、TPM2.0の関係で、
Windows11には非対応。。。

今年の10月にWindows10がサービス終了してしまうことから、
何か、新しいPCを作ってあげようと考えていたのだが、
使い道を考えると、到底、最新ゲームやら、AIやら
最新スペックが必要な作業は特になし。

そこで、気楽に使える中古PCをベースに、
使えるようにしてあげれば良いことを思いついた。

そんなわけで、ベースにした中古PCを購入した際に、
購入後やっておいたリストを備忘録として残しておこうと思う。


購入したPCは、大手ショップの店頭展示品だったので、
すでに設定済みの状態であった。

設定済みということは、すぐに使えると考える方もいらっしゃるであろうが、
「イヤイヤ、設定済みのPCほど、すぐには使えない」という点が重要である。


購入前確認
0) 正規インストールされたWindows11のPCかどうか

Windows11は、「Rufus」等を使用することで、
TPM2.0に非サポートの環境でもインストールすることができてしまう
裏技的な手法が存在する。

IntelのCPUの場合、購入時に第8世代以降であれば、
大手ショップの場合は、ほとんどの場合、正規にインストールされたWindows11であるだろうが、
安心して使うために、購入時に店員に念のため確認しておいたほうが良い

その際、OSの初期化時のライセンス認証がどの方式になっているかを確認しておけば、
なお安心である
(最近は、再インストールメディアが付属しないことがほとんどであるため)


購入後、初期確認
1) パーツが揃っているか?
購入時ショップで確認することは重要なのだが、
PCケースを開けて、店頭で1つ1つを確認することは難しいことが多い

よって、帰宅後、すぐに販売条件となっていたパーツ類に不足がないことは
確認しておいた方が良い


2) ウィルス感染していないか?
個人情報を入れる前に、Windowsに付属のWindows Defender等で、
最新の定義ファイルに更新の上で、
検査を行っておけば、最低限の安心感を得ることができる

Norton、ウィルスバスター、ESETなどでも体験版がでているので、
そちらを使用するとなお安心感は高まる


3) OSライセンスの確認
Windows11は、
左下のWindowsアイコンで右クリック→システム→ライセンス認証から
ライセンス状態を確認することが可能である

「Windowsは、デジタルライセンスによってライセンス認証されています」
となっていれば、該当PCのマザーボードと紐づいて(たいていの場合)正規ライセンスされていることが確認できる


4) 自身のマイクロソフトアカウントとライセンスの紐づけの実施
Windows11は、24H2でもローカルアカウントでも認証することは可能であるが、
中古PCで購入した場合、念のため、自分自身で所有している
マイクロソフトアカウントと紐づけておいた方が良い
(きっちり、自分の持ち物にしておこう)


5) 記憶域のSMART値の確認の実施
SMART値を確認すると、SSDやHDDの起動回数、稼働時間、健康状態が
確認できるので、前使用者がどのくらいその中古PCを使用していたかが確認できる

特に、システムドライブとなっていることが多いSSDは、
消耗品であるため、突然死の可能性を踏まえて、確認が重要である

確認するためのツールは、Crystal Disk Infoがおススメ


初期確認が終わった後の次点作業
1) PCの初期化
これから使用するPCを第三者が設定したものという時点で、
セキュリティリスクがあることはご存じのとおりである

よって、初期確認が終わったら、
自分自身でWindows11を再インストールすることが重要である

Windows11は、
左下のWindowsアイコンで右クリック→システム→回復から、
PCのリセットが可能である

PCをリセットする際に、すべての個人用ファイルを削除して
初期化することで、工場出荷時の時点に戻すことができる

SSDとHDDは、オプションのフルフォーマットを行いたいところではあるが、
特にSSDに対してゼロフィルを行うと、負荷によって、
SSDの寿命を短くしてしまう可能性があるため、
実施するかどうかは、使用者の判断にゆだねたい

私は、通常のリセットで問題ないと判断できる中古PCであったため、
SSDに対してのフルフォーマットは行わず、OSの再インストールのみ、
HDDに対しては、パーティションを切って簡易フォーマットで済ませた


2) Oneドライブのアンインストール
クラウド連携しない、ローカルアカウントで使用する予定であったため、
Oneドライブソフトウェアを削除した

Windows11は、
左下のWindowsアイコンで右クリック→インストールされているアプリ
から、Oneドライブアプリをアンインストール可能


3) システムドライブの交換
システムドライブである、SSDのSMART値が90%を超えていた場合、
未だ使用できる可能性は高い

しかしながら、前使用者が長年使用してきたSSDであることには他ならない
ということで、システムドライブに使用するSSDは新規で用意しておいた方が良いだろう

最近主流のM.2 NVMeタイプのSSDは、転送速度が速いものを使用すると、
クローンする際もめっちゃ速く終わるので、手間はかからない

私が購入した中古PCは、システムドライブがM.2 NVMeタイプのSSDで、
M.2 NVMeタイプの増設スロットが存在していたため、
SMART値が96%と当たりの部類であったが、
念のため、最新の高速タイプのM.2 NVMe SSDに交換した
もちろん、ヒートシンクはそこそこいいものを使った


上記、長々と私が中古PCを購入して、
これから、家族に使ってもらえる状態にするまでにやったことをリストアップしたが、
さらにセキュリティ意識が高い方は、もっと凄いのだろうと思う

まあ、今回大手のショップで購入できたことも安心材料となって、
上記の程度で済んだことにしておこうと思う

参考程度ですが、私は、そのままベースにしたい中古PCは、
メルカリやAmazon、オークション等では、狙わないようにしています
安いのでジャンクパーツどりには便利なのですがね!
(はずれも多いけど。。。)


Windows10サービス終了に伴い、
中古PCを狙っている皆様、参考にどうぞ

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