HDD容量(大)からSSD容量(小)へのブート可能(Bootable)なクローン(Clone)の作成方法
HDD容量(大)からSSD容量(小)へのブート可能(Bootable)なクローン(Clone)の作成方法のメモです。
大きいサイズのHDDから小さいサイズのSSDへの起動ドライブのCLONE作成方法の手順紹介。 |
5月にWindows10のメジャーアップデートがあり、そろそろGatewayのDX4870-F78FのOSを更新しようかと考えましたが、 Windows10では、アップデートの度に、プチフリ(プチフリーズ)問題が確認されていたので、バックアップするまでは、 どうも更新することができないな~と思ってました。 よって、システムドライブ(Cドライブ)をバックアップする為に、まずは、500GBのSSDを購入。 HDDのバックアップの場合は、理想はHDD容量<SSD容量のモノを選択、 丸ごとEASEUS Todo Backupなどを使用してクローンを作成する。というのが良いです。 今回の元のHDDドライブのサイズは1TBで、上記の考え方では、2TBのSSDを購入する必要があります。 しかし、2TBもシステムドライブには不要だと思っているので、 安価になってきた500GBのSSDを選択して、大きいサイズのHDDからHDDよりも容量が小さなSSDに Cドライブのみ移行することにしました。 |
自作PCの方は、もともとバックアップしやすい構成でシステムドライブの容量は決めているのですが、 安くて買ったメーカー製PCの場合は、そうはいきません。 以前、EASEUSでCドライブのみをパーティションクローンして、 MBR(マスターブートレコード)がクローンできずに失敗したことがあったので、 今回もそのままCドライブのみをクローンしてもダメだろうなと考えていました。 EASEUSの場合は、システムクローンで元のドライブを丸ごと新しいドライブにクローンするのが一番確実です。 上記の考えがあったため、今回は、 不要なパーティションを除外してMBRを含めてクローン可能な、Crusialの特典である 「Acronis True Image for Crucial」を使用してみました。 Acronisでは、例えば、Dドライブをデータ用のドライブとしていて、 新しいSSDはCドライブのみのシステムドライブにしたい場合、 元のDドライブのパーティションを除外して、クローンが可能です。 |
Acronis True Image for Crucialを使用する際に注意する点は、 ○SecureBootの無効化 (無効にしておかなければ、クローンイメージ作成後に、再起動したらイメージがSSDにコピーされずに失敗した。) <再起動時にAcronis Bootが読み込まれない場合> ・GatewayのDX4870-F78Fの場合 Intel B75 ExpressチップセットのマザーのAmerican Megatrends BIOSでは、 通常、起動優先順位設定において、光学ドライブ、USB、HDDなどの優先順位の設定の中に、 さらに、BIOSのHDD項目内のブート優先順位設定があり、Windows Boot Managerの他に、AcronisのBoot項目が表示される。 ここで、AcronisのBoot項目を最優先に設定することで、HDDからSSDへのクローン実行のためのダイアログが自動で立ち上がった。 ○高速スタートアップ(ファストブート)の無効化 (無効化しておかなければBIOS設定に入れないケースもある。) <手順> Windowsボタンで右クリックメニュー表示→システム→電源とスリープ→電源の追加設定→電源ボタンの動作の選択→ 現在利用可能ではない設定を変更しますを選択→高速スタートアップを有効にするのチェックを外す。 <表示に高速スタートアップを有効にするのチェックがない場合> ・Windowsボタンで右クリックメニュー表示→検索→cmdで検索→コマンドプロンプトを管理者として実行 ・powercfg.exe /hibernate on を実行後再起動することで表示される |
クローン作成後の確認。 もとのHDD 1TBのSATAケーブルを新しいSSD 500GBに差し替えて、起動確認をして、 問題なく起動することを確認できた。 |
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