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京アニのアニメーション技術、凄すぎる!!


AIR Blu-ray Disc Boxの完成度の高さ、

フルHD液晶でも、ハイビジョン管でもないブラウン管(D端子接続、コンポーネント接続は前提とする。)に接続しても、DVDとの違いが明らかになるくらい素晴らしい。

とても素晴らしいアップコンバートとなっている。

もちろん、HD製作された新作のオープニングは、自然と何度も見てしまうくらい、京アニのアニメーション技術の賜物であると感じることができる。







ここからは、同作品を鑑賞して考えたことである。





確かに、現行のフルスペックハイビジョン液晶テレビ(フルHD液晶テレビ)の

能力は、かなりのものになってきていると思う。





しかし、色の再現性、各フレームを映し出す能力を考えれば、

SONYのスーパーファインピッチFDトリニトロン採用のハイビジョンブラウン管テレビや

三菱のフラットHDダイヤトロン採用のハイビジョンブラウン管テレビなどの

ハイビジョンブラウン管テレビに映し出すのが、

最も原色に近い、理想的な映像を映し出せるのではないかと思う。





ドラマ、映画などと比べて、アニメーションは、

いかに、製作者によって生み出された色相、彩度、明度をそのままのもので、

再現できるかが重要になってくる。





そのため、現行のフルHD液晶で、ハイビジョンブラウン管テレビに匹敵する再現性を持っているかというと、

まだ、ハイビジョンブラウン管テレビには勝てないと思う。





各セルメディアのマスタを作成している現場でも、

製作、試験には、まだ超高級ハイビジョンブラウン管(SONY製など、あくまでも事業者用のものを指す)を使っていると聞く。





このような点から、

ブラウン管の技術の継承者ともいえる東芝、CANONが開発しているSEDには、期待したいところだ。





来年秋以降に市場に出回る予定となっているが、

現在、CANONがライセンス等の問題で揺れていることから、今後の開発スケジュールに悪影響を及ぼすことがないかが不安である。





今回、そこまで元ソースの再現性を考えたのは、

アップコンバートといえども、AIRのアニメーションとしてのクオリティの高さ、DVDとは比較にならない画質、

新作のOPの素晴らしさに思わず絶句したからである。



今後、京アニのHD製作KANONもBlu-rayで展開されることが予測されるが、

これもまた、明暗、白黒などの再現性が重要となってくるソースである。





ここまで素晴らしいアニメーションを京都アニメーションが作成する以上、

それをそのままの形で、自然な形で再現できるハイビジョンブラウン管に取って代わるモノが

早く市場に広まって欲しいものだ。





しかし、改めて、アニメーションは、最も正直なソースであると感じた。










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