Header Ads

svchost.exeによる問題解決?


タイトルを言い換えると、

Generic Host Process for Win32 Services(svchost.exe)問題解決とも言えるかな?





結構な頻度で、世間を騒がしている?

セキュリティパッチ当て後の

Generic Host Process for Win32 Services(svchost.exe)問題

ですが、とうとう私も体験することになってしまいました。



そこで、原因から解決?(一応…)までをまとめてみましたので、

まあ、参考にして下さい。



[発生原因]
Windowsセキュリティ更新プログラム 873333 (MS05-012)のインストール後
ole32.dll を呼び出す際の処理で、不正なメモリを参照してしまうために発生する。



[現象]
1)svchost.exeのアプリケーションエラー
「0x~の命令が0x~のメモリを参照しました。
メモリが"read"になることはできませんでした。」

「0x~の命令が0x~のメモリを参照しました。
メモリが"written"になることはできませんでした。」

2)Generic Host Process for Win32 Services
「問題が発生したため、Generic Host Process for Win32 Servicesを終了します。」

3)unknown software
「exception 0x~がアプリケーションの0x~で発生しました。」

このようなエラーダイアログボックスが表示される。



[影響]
1)winlogon.exeのエラーダイアログが表示され、ようこそ画面に移動できず、
Windowsにログインができなくなる。

2)現象のようなダイアログが数秒毎に表示されるため、作業に大幅な支障が出る。

3)タスクマネージャのプロセスに表示される、現在プロセスを実行しているユーザ名が表示されなくなる。

4)Windowsアップデートが、ずっと検索中になり、必要なアップデートを表示する画面に数分待っても移動できなくなる。


影響があったのは、こんなもんかな?



[競合]
ウィルスバスターやノートンなどのアンチウィルス、ファイアウォールソフト
などとの競合が原因で発生する場合あり。



[解決方法]
WindowsXPの場合、システムの復元を行えば直りそうに思われるが、
今回の問題は、これでは修復できなかった。

0)試しに、システムの復元を行ってみる。(WindowsXPの場合)


1)下記の修正パッチを適用してみる。

修正パッチ
http://support.microsoft.com/kb/894391/JA/

cf)マイクロソフト公式サポート「http://support.microsoft.com/kb/896648/ja」


2)ウィルス対策ソフトを完全に再インストールしてみる。


3)ウィルス対策ソフトをアンインストールしてから、1)のパッチを当ててみる。



☆私の場合、0)~3)を行っても直らなかったので、異なる方法を取りました。
最も良いのは、Windowsそのものを再インストール
(Cドライブをフォーマット後クリーンインストール)する方が良かったのですが、
運が悪ければ、再インストール後も問題が発生する可能性があるので、応急策を取りました。
(再インストールが面倒だったとも言えるか…)

私は、大丈夫でしたが、少し、強引な手段をとっていますので、
お試しの際は自己責任でお願いします。

私の解決策)

①ウィルス対策ソフトをアンインストールする。

②コントロールパネル→システムを開く

③詳細設定のタブを選択し、パフォーマンスの設定をクリックする。

④パフォーマンスオプションの設定を以下のようにする。

・視覚効果:パフォーマンスを優先する。
・詳細設定:そのまま
・データ実行防止
「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする」
を選択し、「追加」で選択ダイアログを表示する。

C:\WINDOWS\system32のフォルダ内にあるsvchost.exeを追加する。
このsvchost.exeが、Generic Host Process for Win32 Servicesと表示される。

C:\WINDOWSのフォルダ内にあるexplorer.exeを追加する。
このexplorer.exeは、Windows Explorerと表示される。

これで、これらの実行ファイルはDEPの対象外となる。
DEPとは、データの実行防止を担い、ウィルスやスパイウェアの対策となるもの
なので、できれば、有効にしておきたいところだったが、応急処置の為には、
やむを得なかった。

⑤いったん再起動する。

⑥現象2)が発生するものの、メモリ参照エラーはでなかった。

⑦解決方法1)のパッチを適用する。その後再起動する。
これで、現象もメモリ参照エラーも発生しなくなった。

⑧ウィルス対策ソフトを再インストールする。
私の場合は、ウィルスバスター2007だった。
しかし、ノートンでもその他の場合も同様のようだ。

⑨再び再起動して、現象を確認したところ問題なし。

「あ~、手順、長っ!!」



とりあえず、この方法で、作業中に影響を及ぼしていた
メモリ参照エラー(上記の現象を参考に)は、全く発生しなくなった。
おそらく、エラーが発生しても無視するようになったのでは?
と思い、腑に落ちない点もあるが、作業には問題ないので、まあ良しとしました。

この問題は、発生するPCと発生しないPCがあるようで、
同一構成の機種でも、発生する機種と発生しない機種がありました。

しかし、Windowsセキュリティ更新プログラムの影響で、
このような問題が発生することは、全く困ったものです…。

0 件のコメント