[ImageProcessing]ディザ法

■ディザ法

ディザ法とは、元の画像における濃淡を、一定の規則によって定められた閾値で2値化するものある。
閾値を定める方法には、ディザパターン(または、ディザマトリクス)によって、
網点、ベイヤー、渦巻き、誤差拡散法 etcに分類される。

　例えば、新聞の写真では、網点によるディザパターンが用いられている。
これは、ある画素の濃度を対応する閾値と比較して出力画像の画素濃度を決定するものである。

　ディザ法には、白黒の2値で階調を表す組織的ディザ法と乱数によって閾値を定めて2値化を行い、
擬似階調を得るランダムディザ法が存在している。

　特にランダムディザ法においてであるが、
元画像と出力画像で、同じ画素数で擬似濃度を再現できるが閾値を乱数で決定しているために、
閾値の変化が大きく画素の濃度が安定するとは限らないという問題もある。