スキャンライン法とは、各スキャンライン平面に含まれるポリゴンを調べ、
視点から画素を結んで延長した視線上で、もっとも近いポリゴン(多角形)をその画素に描く方法である。
これによって、隠面処理が行える。
スキャンライン平面とは、視点とスクリーン座標上の横一列の画素を通して物体を結ぶ平面のことである。
そして、その数は、画面の縦方向の画素数と同枚数、存在し、視点が無限遠方に設定されることから、
3次元直交座標のxz面に平行であるといえる。
画素の色成分において、先述のもっとも近いポリゴンが構成している物体が透明、半透明の場合は、 次に近いポリゴンについても調査をし、色成分を決める。
この方法は、比較的短い時間で計算することが可能であるが、ポリゴン数が多い複雑な物体の場合メモリを多く消費する。
また、光を透過する物体においても表現ができ、アンチエリアシングも可能である。
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