地震に関する参考資料
3年前の2008年の政府「地震調査研究推進本部 地震調査委員会」の資料で、
地震が高い確率で発生する可能性がある箇所が、記載されていました。
地震について調べていて、
偶然、この資料を見た時は、背筋が震え上がりました。
政府、地震調査研究推進本部のこちらのページをご覧下さい。
こちらのページの下部に、
「全国を概観した地震動予測地図」 2008年版 PDF版 があるのですが、
(ファイル名は、「2008yosokuchizu_rep.pdf」となっていました。)
PDFで25ページ目、ページ番号で21ページ目にある
「図1.3-2 主な海溝型地震の評価結果」を参照すると、
下図のように記載があります。
[引用:「全国を概観した地震動予測地図」 2008年版 PDF版 より]
これは、海溝型地震のうち、東南海、南海地震、
三陸沖から房総沖にかけての地震等について、
地震が発生した場合の規模(マグニチュード)や、
発生確率(2008年時点から30 年以内に地震が発生する確率等)
を記載した図だそうです。
この中で、三陸沖から房総沖にかけての地震に注目すると、
・三陸沖北部
・宮城県沖地震
・茨城県沖
にわたって、90%~99%の地震発生確率予測がされています。
(詳細は上記PDF資料を参照ください。)
悲しいことは、3年前にこのような予測がされていたにもかかわらず、
今回の大災害となってしまったことです。
この予測が政府によって大々的に、日本国民全体に周知されていれば、
現状は変わったのではないかと思うと、本当にやるせない気持ちになり、心が痛みます。
私は、このような政府資料があることを、初めて知りました。
政府は、このような予測資料の存在をもっと国民に周知してもらいたいです。
地震とは、離れられない日本だからこそです。